Ran's Night Selfは、被災地の女性と子どもたちを応援します。

東日本大震災後レポート(カラダとココロ)


2011/3/11に起きた東日本大震災。 Ran's Storyのメンバーからは、「精神的・肉体的にかなりこたえた」「1月位経ったら急にガクッと調子悪くなった」「PMSの時期も輪をかけていそう」 「これから先は平行線か悪くなる一方で良くなることは無いと思える」「何だか情緒不安定」」「地震でなんだか不安一色」「地震の夢を見る事が多くなった。 疲れが取れてる感じがしない。早く普通に戻りたい」「プチノイローゼ?」「寝れなくて・・・」と不安や不調の訴えが震災後たくさん寄せられています。 いつもより1週間も早く月経になったとか、遅れているとか、実際に月経周期が乱れているという訴えも多くなっています。
妊活という点からは、「震災以降ベビ待ちの意欲が落ちた」「果して妊活しても良いのか?」「不安なことが多すぎて、神経質になってしまう」 「二人目待ちで原発問題が気になる」「不安ばかりの世の中で、きちんと産んであげられる状況なのかな?生まれたあと健康に育てられる環境なのかな?」 「震災後相方も自分もそれどころでなくそんな気分にすらなれず回数が明らかに減少」などなど、今この時期に子どもを持つことに、ちょっと後ろ向きになってしまった書き込みもありました。
でも反対に、「子供がほしい気持ちが強くなった」「色々考えてしまう事はあるがが時間は止まってはくれないからベビ待ちを頑張って続ける」などという前向きのご意見も!
ということで、震災後、実際に女性の身体や心にどのような変化があったのか、震災後1ヶ月のデータをそれ以前のデータと比較してみました。

Ran's Report 2011年4月

女性の健康管理を行う健康情報サイト『Ran’s Story』では、ユーザーの皆さんに月経周期や月経の色と量、基礎体温の他に、「マイダイアリー」として日々の身体の状況や心の変化も記録していただく機能があります。「カラダとココロ」の状況は記録する項目は、日々以下の22 項目について「良い」「普通」「悪い」「とても悪い」の4 段階で評価し、記録してもらいます。

「カラダとココロ」の状況記録項目

段階よいふつう悪いとても悪い
今日の私 今日は?絶好調!ふつう不調絶不調
頭の働きは?シャッキリふつうボーッと全くダメ
冷えは?ほかほかふつう冷たい超冷え冷え
食欲は?とてもあるふつうあまりない全くない
からだ 腹痛は?快調!ふつう痛い超痛い
張り気味ひどく張る
頭痛は?快調ふつう痛い超痛い
乳房は?やわらかふつう張る張って痛い
便秘は?快調ふつう便秘気味ひどい便秘
下痢気味ひどい下痢
美容 顔のむくみは?すっきりふつうむくみぎみひどいむくみ
お肌は?快調ふつうベタベタニキビ
乾燥気味カサカサ
顔色は?良いふつういまいち悪い
口内は?快調ふつうトラブルぎみ超トラブル
睡眠 時間は?たっぷりふつう短めほとんどなし
寝つきは?良いふつういまいちとても悪い
目覚め感は?すっきりふつう少し眠いひどく眠い
眠りの質は?爆睡ふつういまいち寝不足
こころ やる気は?満々!ふつうあまりなし全くなし
イライラ感は?落ち着きふつうイライラ超イライラ
ウキウキ度は?ウキウキふつうどよーん超どよーん
コミュニケーションは?積極的ふつう話が面倒面会謝絶!
Ran's Storyでは月経期(ブルー前期/後期)・卵胞期(ピンク前期・後期)・黄体期(イエロー前期・後期)・月経前(グリーン前期・後期)が特定できるよう1月経周期を8つのステージに分け、月経周期が乱れた場合の2つのステージ(わからんブルー・わからんオレンジ)を合わせた10のステージに分類して日々のデータを蓄積し、PMSの症状や全体の傾向などについて集計を行っています。 震災後ユーザーの身体や心にどのような変化が現われたかについて集計を行い、1年間のデータ、昨年の3~4月のデータ、そして震災後3~4月のデータを比較してみました。
 今日の私
※ 画像をクリックするとステージ別グラフを見ることができます。
 からだのこと
※ 画像をクリックするとステージ別グラフを見ることができます。
 美容のこと
※ 画像をクリックするとステージ別グラフを見ることができます。
 睡眠のこと
※ 画像をクリックするとステージ別グラフを見ることができます。
 こころのこと
※ 画像をクリックするとステージ別グラフを見ることができます。
 その他
※ 画像をクリックするとステージ別グラフを見ることができます。

まとめ

ほとんどの項目で、ネガティブな症状が増しており、特に月経中の不調が増しているように思われます。また、不調の増加に比べてより目立つのは、ポジティブな状況が減少していることも気になりました。春はどちらかと言えば、少しウキウキした気分になり、昨年の3~4月は1年を通しての集計に比べ良い状況が少し多かったのですが、今年はガクンと落ちています。
そして、もう1点特徴的なことは、皆さんの記録数が大幅に減ってしまったこと。健康管理をするという意欲も落ちてしまったのでしょうか?一日も早くみなさんが元気を取り戻し、女性としての健康管理に目を向けてくれることを望んでいます。・・・とはいえ、最近Ran's Storyはベビーラッシュというか、妊娠・出産の報告が続いています。そんな明るい話題が、日本の復興を支えてくれるのかもしれません。
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