マイダイアリー記録 〜カラダとココロ〜


Ran's Report 2009年6月
平均基礎体温について

前回に引き続き、低体温の問題を気にしてみました。
Ran’s Night計測値は、口中計測に比べ平均で約0.2℃低いようです。
口中計測が冬場の方がわずか(0.03℃)温度が低いのは環境温度が低いためかもしれません。
40代→30代→20代→50代→10代の順に、平均温度が低くなっています。
(50歳以上と19歳以下はデータ数が少ないことに加え、特別不調な人たちの記録のため、一般的なものとはいえないかもしれません)

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全員のステージ別平均温度グラフからは、きれいなリズムが見えます。
低温期平均/高温期平均の差は若干Ran's Nightの方が大きくなります。

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40代前半→40代後半→30代後半と体温は少しずつ下がり、10代はほとんど2相を示していません。10代のうちは、基礎体温も不安定と思われますが、これは10代の中でも特にトラブルを抱えている方が、登録し記録しているためと考えられます。さらに、口中での計測が下手なため、高温まで達していない可能性もあります。

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10代でも、Ran's Nightの方が口中よりも2相がわかるのは、あまり個人の計測技術に依存せずに測れるためと思われます。

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40代前半がやはり一番温度が高くなっています。

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40代前半が一番温度が高く、10代が一番低い傾向は、口中計測撮一致しています。10代はだらだらとではありますが、山がとらえられています。

まとめ

2009年5月に開催された、基礎体温計測推進研究会第5回定例会において、基礎体温表の平均線として書かれている36.7℃の線が現状に合わなくなっている点から、低体温の問題点を話し合いました。松本清一先生は、50年前の女性の基礎体温は確かに平均が36.7℃であったと話しておられました。
また、その研究会で「中医学(漢方)における基礎体温の活用と周期療法について」という講演を行ってくださった、漢方専門医師であり北京中医薬大学講師の邱紅梅(チュウ ホンメイ)先生も、中国人女性に比べ、日本女性の体温の低いことを指摘されておられました。
Ran's Storyの会員の中には、低体温が原因で妊娠しにくいことに悩む方が増えています。そして不妊治療など成果としてやっと授かったとしても、低体温のお母さんから生まれた赤ちゃんも低体温児で、37℃まで体温がない場合もあると指摘するDr.もおられます。
朝食をきちんと摂って、体温をしっかり上げる重要性をみなさんに伝えないと、ますます低体温化は進み、明らかに今の10代がお母さんになるころには、たいへんな問題が待っているのではないでしょうか?
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